梅雨の時期になると、雨の日が続く。
空気は少し湿っぽくなって、洗濯物もなかなか乾かない。外へ出るのも少し面倒に感じて、「今日は家で過ごそうかな」と思う日が増えてくる。
そんな日は、お気に入りの椅子に座って本を読んでみたり、積んだままになっていた本を開いてみたりする。
読み始めるまでは少し腰が重いのに、気づけば時間を忘れてページをめくっていることもある。
雨だからこそできること
家で読むのも好きだけれど、たまには図書館へ行くのもいい。
静かな空間で本を探していると、「こんな本もあったんだ」と新しい出会いがある。目的の本を探していたはずなのに、気づけば別の棚で立ち止まっていることも珍しくない。
それも図書館ならではの楽しさだと思う。
もう少し気分を変えたい日は、漫画喫茶へ行くのも悪くない。
時間を気にせず漫画を読んでいると、子どもの頃に夢中になっていた作品を読み返したくなる。
知っている展開なのに、やっぱり面白い。
昔とは違う感じ方をする場面もあって、「大人になったんだな」と思うこともある。
雨の日は、つい気分まで曇ってしまいそうになる。
でも、雨のおかげでゆっくり本を読めたとか、気になっていた漫画を読めたとか、小さな楽しみが一つでも見つかれば、その日は悪くない一日になる。
晴れの日にしかできないこともあるけれど、雨の日にしかできない過ごし方もある。
だったら、この季節を少しだけ味方につけてみるのもいいのかもしれない。
雨が降るたびに少しだけ気分が落ち込むより、「今日は何を読もうかな」と考えられるほうが、きっと毎日が少し楽しくなる。
梅雨は長く感じることもあるけれど、その時間を自分なりに楽しめたら、それだけで十分。
今年の梅雨も、雨のおかげでできたことを一つずつ増やしていきたいと思う。



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