久しぶりに美術館へ行ってきた。
普段はなかなか足を運ぶ機会がないけれど、気になっていた展示があったので思い切って出かけてみた。
今回の特集は、昔の子ども向けテレビ番組のキャラクターたち。
子どもの頃に見ていたキャラクターが並んでいると聞いて、それだけで少しわくわくしていた。
館内へ入ると、静かな空気の中に展示が並んでいる。
ゆっくり歩きながら眺めていると、当時見ていた場面や、なんとなく覚えている音楽まで頭の中によみがえってきた。
思い出そうとしていたわけではないのに、記憶というのは不思議なものだなと思う。
懐かしいのに新しく感じる
展示を見ていると、とても懐かしい気持ちになる。
「ああ、このキャラクター好きだったな」
「こんな場面があったな」
そんなことを思い出しながら見ていた。
でも同時に、どこか新鮮な気持ちもあった。
子どもの頃は何気なく見ていたものが、大人になった今では違う見え方をする。
デザインの面白さだったり、細かな工夫だったり。
昔は気づかなかった部分がたくさん目に入る。
だから懐かしいはずなのに、初めて見るような感覚もある。
過去の記憶をなぞっているようでいて、新しい発見もある。
そんな不思議な時間だった。
展示を一通り見終わったあとも、なんだか心地よい余韻が残っていた。
忙しい毎日の中では、どうしても目の前のことばかり考えてしまう。
でもこうして少し時間を作って、自分の好きなものや思い出に触れる時間も大切なんだなと思う。
館内を歩きながら過ごした時間は、とても穏やかだった。
何か特別なことがあったわけではない。
それでも気持ちが少し軽くなった気がする。
たまにはこういう時間もいい。
好きだったものを見返したり、昔の記憶に触れたり。
そんな時間が、今の自分を少し元気にしてくれるのかもしれない。
また時間を作って、ふらっと美術館へ行きたいなと思った一日だった。


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