仕事をしていると、ふと焦りが強くなる瞬間がある。
期限が近づいていたり、思うように作業が進まなかったり。
やらなければいけないことが頭の中で膨らんで、「間に合うかな」「大丈夫かな」と落ち着かなくなる。
そんな日は、時計を見る回数も自然と増えてしまう。
朝から曇り空の日。
デスクに座って作業を進めながら、気づけば何度も予定表を見返していた。
焦れば焦るほど集中できなくなって、それなのに早く終わらせたい気持ちだけは大きくなっていく。
そんな経験は、きっと誰にでもあると思う。
でも最近、その焦りは悪いものばかりじゃないのかもしれないと思うようになった。
焦りの奥にある気持ち
焦るのは、今の状況を変えたいと思っているから。
もっと前へ進みたい。
早く次の景色を見たい。
そんな無意識の気持ちが、焦りという形で表れているのかもしれない。
もし本当にどうでもよかったら、きっと焦ることもない。
だから焦っている自分を見つけた時は、「ちゃんと前に進みたいと思っているんだな」と受け止めてみる。
ただ、その気持ちに引っ張られすぎないことも大切だと思う。
焦りは時々、「急げ」と背中を押してくる。
でも急ぎすぎると、かえってミスが増えたり、余計に遠回りになったりすることもある。
だから焦った時こそ、深呼吸をひとつ。
目の前の作業をひとつずつ確認して、淡々と進めていく。
夕方、窓の外が少しずつ暗くなっていく頃。
気づけば朝ほどの焦りは薄れていて、「意外と進んでいたな」と思えることもある。
焦りをなくそうとしなくていい。
その気持ちがあるのは、前に進みたい証拠だから。
だから今日も、焦りに振り回されるのではなく、焦りと一緒に一歩ずつ進んでいこうと思う。


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