最近、小さな「できた」をちゃんと拾うようにしている。
前までは、できて当たり前だと思っていたことも、よく考えればちゃんと頑張った結果かもしれない。
たとえば、朝。少し前まではアラームを何度も止めていたのに、最近は一回で起きられる日が増えた。カーテンの隙間から入る光に目を細めながら、「今日もちゃんと起きられた」と思う。
それだけで、ほんの少し気分がいい。
キッチンに立って、お弁当用の玉子焼きを焼く。フライパンの上でくるくると巻いて、今日は形がきれいに整った。
切った断面も、ふわっとしている。「お、いい感じ」と、心の中でつぶやく。
自分でちゃんと、気づいてあげる
誰かに褒められるほどのことじゃない。でも、自分にとっては確かな一歩。
大きな成果ばかりを求めると、足りないことばかり目につく。でも、小さな「できた」を拾い上げると、ちゃんと前に進んでいることに気づく。
朝起きられた。玉子焼きがきれいにできた。昨日より少しだけ、落ち着いて話せた。
それだけで十分。
夜、布団に入る前に思い返す。今日の「できた」は何だろう。
ひとつでも見つけられたら、それはちゃんとした成果。
せめて自分だけは、自分の味方でいたい。
小さなことを、小さなままにしないで、ちゃんと褒めてあげる。
そんな積み重ねが、きっと静かに自信になっていく。


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