祝日の朝の過ごし方

祝日の朝は、時間の流れが少し違う。

目覚ましをかけずに目が覚めて、カーテンの隙間から入る光をぼんやり眺める。平日の朝みたいな緊張感がない。急がなくていい、というだけで、こんなにも心は静かになるんだなと思う。

わたしの仕事は暦通りの休みだから、こういう祝日がある週は、少しだけ特別だ。いつもより休みが長いだけで、世界が少し広がったような気がする。

コーヒーをゆっくり淹れて、湯気を見ながら一口飲む。スマホをすぐに開かなくてもいい。ニュースも後回しでいい。

何もしなくてもいい日

休みの日って、「有意義に過ごさなきゃ」と思ってしまうことがある。片付け、買い出し、作り置き、勉強…。やろうと思えば、いくらでも出てくる。

でも今日は、何かをしなければならない、とは考えない。

やったとしても、ひとつだけ。本を少し読むとか、気になっていた場所を掃除するとか、それくらいでいい。

無理しない。詰め込まない。余白をちゃんと残しておく。

午後になっても、まだ時間はたっぷりある。窓の外の静かな住宅街を眺めながら、「ああ、いい休日だな」と思える。

たくさん動いた日よりも、心がゆるんだ日を大事にしたい。祝日の朝の、あの静かな空気を胸いっぱいに吸い込んで、今日はゆっくり過ごそう。

それだけで、十分に有意義だ。

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