目は覚めているのに、体が動かない朝がある。
カーテンの隙間から光が入ってきて、「もう朝なんだ」とわかっているのに、布団の中から出られない。
頭の中では「起きなきゃ」と何度も思っているのに、体は正直で、まるで重りがついているみたいに動かない。
そんな朝は、きっと誰にでもある。
少しだけ時間が過ぎて、余計に焦ってくる。
それでも、どうしても起き上がれないとき。
そんなとき、私はちょっと変な方法で抜け出している。
まずは、形だけでも動いてみる
布団の中で、そのまま体を前に倒して、腕をぐーっと伸ばす。
ちょうど土下座みたいなポーズで、「ン”ーー」と声を出してみる。
ちょっと変だけど、不思議とこれで体が少し動く。
ほんの少しだけ、重たかった体がほぐれる感じがする。
そこから、ゆっくりでいいから起き上がる。
一気に元気になるわけじゃないけど、「動けた」という感覚が残る。
大事なのは、完璧に起きることじゃなくて、
ほんの少しでも動けたこと。
「起きなきゃ」と気合いで動こうとすると、余計にしんどくなる。
だからまずは、形だけでもいいから動いてみる。
それだけで、ほんの少しだけ流れが変わることがある。
今日もきっと、すぐにはやる気なんて出ない。
でも、それでいい。
こうやって少しずつ、なんとか朝を乗り越えている。
それだけでも、ちゃんと前に進んでいると思う。


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