4月が始まって、最初の1週間を終えた夜。
ようやくひと息つけたような、まだ少し気が張っているような、不思議な感覚になる。帰ってきて上着を脱いだ瞬間に、どっと疲れが出る。ソファに座るだけで身体が重たくて、今日は思った以上に頑張っていたんだなと気づく。外では春の夜の空気がやわらかくて、窓の向こうの静けさまで、どこか「おつかれさま」と言ってくれているように感じる。
この疲れは、ちゃんと進んだ証なのかもしれない
最初の1週間の疲れは、いつもの疲れとは少し違う。
新しい空気に気を遣ったり、いつもより少しだけ背筋を伸ばして過ごしたり、見えないところで心も体も思っている以上に力を使っている。ぐったりしてしまうのは、それだけちゃんと向き合ってきたからなのだと思う。もちろん、疲れるのはつらい。できれば元気なままでいたい。でも、この疲れにはどこか心地よさもある。ただ消耗しただけじゃなくて、「今週をちゃんと越えた」という実感があるからかもしれない。
夜ごはんを食べて、お風呂に入って、少しだけ明かりを落とした部屋でゆっくりする。
そんな何でもない時間が、今日はいつもより特別に感じられる。何かを頑張ったあとには、ちゃんと休む時間が必要なんだと思う。疲れた自分を責めるんじゃなくて、「今週よくやったね」と言ってあげたい。無理に元気を出さなくていいし、今日は早めに布団に入ってもいい。心も体も、少しずつゆるめていけばいい。
最初の1週間を終えた夜は、次のための準備の日でもある。
頑張ったあとにしっかり休むことは、立ち止まることじゃなくて、また歩くための大事な時間だ。ぐったりするくらい頑張ったなら、その分だけゆっくり休んでいい。そんなふうに思える夜があるのは、きっと悪いことじゃない。今日は何かを足すより、静かに眠るほうを選びたい。そうやって、また次の一日を迎えられたらそれで十分だと思う。


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