今日は春分の日。カレンダーを見ると、昼と夜の長さが同じになる日だと書いてある。
子どもの頃は、それが何だかよくわからなかったけれど、大人になってからは少しだけ嬉しく感じるようになった。これから少しずつ、昼の時間が長くなっていくからだ。
冬の間は、気づけばすぐに外が暗くなってしまう。夕方だと思っていたら、もう夜みたいな空になっていることも多い。
それはそれで嫌いじゃない。夜の静かな空気も、落ち着いた時間も好きだ。でも、やっぱりやわらかい陽の光が長く続く季節は、どこか心が軽くなる気がする。
春の午後を歩きたくなる
午後、外に出ると空気はまだ少しひんやりしていた。
春になったとはいえ、完全に暖かいわけではない。でも、その少し涼しい感じがちょうど心地いい。太陽の光はやさしくて、風はまだ少し冷たい。
そんな空気の中にいると、なんとなく公園を歩きたくなる。特別な目的があるわけじゃない。ただ、ゆっくり歩いてみるだけ。木の枝を見てみたり、少しずつ色づき始めた草を見たり。そんな時間が、妙に落ち着く。
春分の日は、何か特別なことがあるわけではないけれど、季節の境目を感じる日なのかもしれない。これから昼が少しずつ長くなっていく。それだけで、なんとなく嬉しい。今日の午後のやわらかい光を見ながら、そんなことを思った。


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