いつもの道を歩いて、いつもの場所に行く。見慣れた建物や、何度も通った道。毎日のように見ている景色は、特別なものではないように感じる。
でも、同じ場所にいるはずなのに、その日の気分によって見え方が違うことがある。
少し疲れている日は、いつもの景色も何となく静かに感じる。反対に、気分が軽い日は、同じ道を歩いているだけなのに、普段は気にしていなかったものに目が向く。店先に並んでいるものや、道端の小さな変化に気づいて、「こんなものがあったんだ」と思うこともある。
変わるのは景色ではなく、自分なのかもしれない
いつもの場所が急に別の場所になったわけではない。
変わったのは、自分の気持ちなのだと思う。
嬉しいことがあった日は、何気ない出来事まで少し楽しく感じる。反対に、嫌なことがあった日は、普段なら気にならないことまで気になってしまう。
そう考えると、毎日の景色は意外と面白い。
同じ道を歩いていても、昨日と今日では感じ方が違う。昨日は何とも思わなかったものが、今日はなぜか気になったりする。
そんな小さな違いを見つけていくと、何でもない一日にも楽しみが増えていく。
「今日は何が目に入るんだろう」と思いながら歩いてみるだけでも、いつもの時間が少し違って感じられるかもしれない。
特別な場所へ行かなくても、毎日の中には小さな発見がある。
同じ景色を見ながら、違うことを感じる。
それだけでも、毎日は少しずつ新しくなるのだと思う。
いつもの道も、いつもの場所も、いつもの景色も。その日の自分にしか見つけられないものがあると思えば、何気ない一日も少し楽しくなってくる。


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