最近、新しいプラコロが発売されるという話を耳にした。
プラコロは、小さなプラスチック製のコマを使って遊ぶおもちゃで、ポケモンバトルをサイコロで再現した遊びだ。
その名前を聞いただけで、ずっとしまわれていた思い出が、ふっと引き出しから顔を出したような気がした。
窓の外では、夏の日差しが少しずつ強くなり、風がカーテンをゆっくり揺らしている。
そんな穏やかな時間の中で、子どもの頃の記憶を思い返していると、不思議と心まで少し軽くなる。
懐かしいものには、人を笑顔にする力があるのかもしれない。
思い出と一緒によみがえる気持ち
小学生の頃、私もプラコロを持っていた。
でも、友達の中では持っている人がほとんどいなくて、一緒に遊ぶ機会はあまりなかった。
その代わりによく遊んでくれたのが妹だった。
ルールを確認しながら遊んだことや、「もう一回!」と言って何度も勝負したこと。
細かい出来事は忘れてしまっても、その時間が楽しかったことだけは今でもはっきり覚えている。
新しい商品が出るというニュースなのに、心が動いた理由はきっと商品そのものだけではない。
あの頃の景色や空気、一緒に遊んだ時間まで思い出させてくれるからだと思う。
懐かしいという気持ちは、過去を振り返るだけではなく、その頃の自分にもう一度会いに行くような感覚がある。
だから今、新しいプラコロが発売されると聞いて、なんだか少しワクワクしている。
懐かしさと、新しいものに触れられる楽しみ。
その二つが混ざり合うと、自然と笑顔になってしまう。
大人になっても、こんなふうに心が弾む出来事があるのは嬉しいことだ。
これからも、昔好きだったものとの再会を楽しみながら、小さなワクワクを大切にしていきたい。


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