「あのとき、やっておけばよかった」と思うことがある。
昔のことを思い返していると、英会話をやってみたかったとか、もっといろいろな場所へ旅行しておけばよかったとか、そんなことが浮かんでくる。
当時は「いつかやればいい」と思っていた。
時間はまだたくさんあるように感じていたし、今すぐ始めなくても困ることはなかった。
けれど、気づけば何年も経っている。
机の引き出しを整理していると、昔買った参考書や、旅行先でもらったパンフレットが出てくることがある。
手に取って眺めながら、「そういえば、こんなことをやりたかったんだな」と思う。
昔の自分がやりたかったことを、今の自分が思い出す瞬間だ。
「今から」でも、少しずつ始められる
もちろん、今から始めたら時間はかかるかもしれない。
英会話だって、すぐに話せるようになるわけではない。
旅行だって、行きたい場所を全部回ろうと思えば、それなりに時間もお金も必要になる。
だからといって、「もう遅い」と決めてしまう必要はないのだと思う。
一日に少しだけ英語を覚えてみる。
気になる場所をひとつ調べてみる。
行きたいところをメモして、予定を考えてみる。
そんな小さなことからでも、始めることはできる。
そして、始めてみると、今までとは違う楽しみも生まれてくる。
英単語を一つ覚えた。
少し聞き取れるようになった。
行きたい場所が一つ増えた。
旅行の計画を立てているだけなのに、なんとなく楽しくなってくる。
「やっておけばよかった」と思っていたことが、少しずつ「やってみていること」に変わっていく。
そう考えると、過去の自分を責める必要もないのかもしれない。
そのときには、そのときの生活や考え方があった。
できなかった時間も含めて今がある。
だから、もし今も「あのときやっておけばよかった」と思うことがあるなら、今日から少しだけ始めてみたい。
すぐに終わらなくてもいい。
時間がかかってもいい。
いつか振り返ったとき、「あのとき始めておいてよかった」と思える日が来るかもしれない。

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