昔は苦手だったことが、いつの間にか平気になっていることがある。
以前は人前で話すのが嫌だったり、知らない人に声をかけるのが苦手だったり。少し面倒なことがあるだけで、できれば避けたいと思っていたこともある。
それなのに、ある日ふと同じような場面になったとき、「あれ、前ほど嫌じゃないな」と感じることがある。
仕事をしていると、昔なら緊張していたような場面に出会うこともある。最初のころはどうしていいかわからず、何度も考えてから行動していたことでも、今では自然に動けるようになっている。特別に何かをしたわけではないのに、少しずつ慣れていたのだと思う。
気づかないうちに変わっている
人は、自分が変わった瞬間にはなかなか気づかないものなのかもしれない。
毎日を過ごしていると、昨日と今日の違いはそれほど大きくない。だから、自分では同じように過ごしているつもりでも、時間が経ってから振り返ると、以前とは違う自分になっていることがある。
昔は嫌だったことを今は気にせずできている。苦手だと思っていたことにも、少し余裕を持って向き合えている。
そんなことに気づくと、「自分もちゃんと変わってきたんだな」と少し嬉しくなる。
できるようになったことは、何か大きな成果だけではない。以前より少し楽になったことや、気にならなくなったことも、自分が積み重ねてきた時間の証なのだと思う。
もし今、苦手なことがあったとしても、無理に克服しようとしなくていいのかもしれない。時間を重ねていくうちに、いつの間にか平気になっていることもある。
そしていつか、その変化に気づいたときには、「あの頃の自分も、ちゃんと頑張っていたんだな」と思えるのかもしれない。

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