家の中で、ふと「これ、どこに置いたっけ」と思うことがある。
さっきまで使っていたはずなのに見つからない。机の上を見て、引き出しを開けて、棚の中も探してみる。それでも見つからないと、だんだん「どこに置いたんだろう」と気になってくる。
そんなときは、最初に思いついた場所だけを探すのではなく、普段あまり開けない引き出しや、物を一時的に置いてしまう場所まで見てみる。すると、探していたものとは関係のないものが先に見つかることがある。
探し物の途中で見つかるもの
「あれ、こんなところにあったんだ」と、昔使っていたものや、すっかり忘れていたものが出てくることがある。
少し懐かしくなって手を止める。昔よく使っていたものを眺めながら、「そういえば、こんなこともあったな」と思い出す。探し物をしていなかったら、たぶんもう少し長い間、その存在を忘れていたかもしれない。
そして、しばらくしてから、結局探していたものも思いがけない場所から出てくる。「こんなところに置いたのか」と少し笑ってしまうような場所だったりする。
探していたものが見つかるのはもちろん嬉しい。でも、その途中で偶然見つけたものとの再会も、なんだか嬉しいものだ。
目的だけを見ていると、途中にあるものを見落としてしまうことがある。探し物に限らず、日々の中にもそんな偶然がきっとある。
思い通りのものがすぐ見つからない日もある。でも、少し遠回りしたからこそ出会えたものがあるなら、それも悪くない。
探していたものと一緒に、思いがけないものまで見つかる。そんな小さな出来事を、これからも大切にしていきたい。



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