一呼吸置いてみる

日記

感情をコントロールすることは、思っている以上に難しい。
嬉しい時は自然と笑顔になるし、悔しい時は顔が曇る。
人は感情を持っているからこそ、人間らしく生きていけるのだと思う。
だから感情そのものが悪いわけではない。
ただ、その感情をどこでどう扱うかは少し難しいなと感じることがある。

先日も、思わず言い返したくなるような場面があった。
その瞬間は感情が前に出てきて、「今すぐ何か言いたい」と思った。
でも、その場では何も言わなかった。
窓の外で揺れる木々を眺めながら、少しだけ気持ちを落ち着かせた。
すると不思議なことに、数分前とは違う考え方ができるようになっていた。
感情は大切だけれど、そのまま乗せていい時と、少し待った方がいい時があるのだと思う。

ぐっと堪える時間も必要

もちろん、何でも我慢すればいいわけではない。
言うべきことは言わなければいけない場面もある。
自分の気持ちを伝えることは大切だ。

ただ、その伝え方は選べる。
感情の勢いのまま伝えるのか。
少し落ち着いてから伝えるのか。
その違いは意外と大きい。

感情が高ぶっている時は、どうしても言葉が強くなってしまうことがある。
だからこそ、ぐっと堪える時間が必要なのかもしれない。
一度飲み込んでみる。
深呼吸してみる。
少し時間を置いてみる。
そんな小さな工夫が、自分も相手も守ってくれることがある。

一呼吸置くというのは、逃げることではないと思う。
むしろ、自分の感情を大切に扱うための時間なのかもしれない。
その場では大きな問題に感じても、翌日にはそこまで気にならなくなっていることもある。
逆に、本当に大切なことなら時間が経っても心に残る。
その時は改めて向き合えばいい。

感情を完全にコントロールできる人なんて、きっといない。
私もまだまだ難しいと感じることがある。
それでも、一呼吸置くことだけは忘れないようにしたい。
焦った時も、怒った時も、不安な時も。
まずは少しだけ立ち止まる。
その小さな余裕が、自分らしく過ごすための助けになる気がしている。

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