飲みニケーションの話

働き方・考え方

少し前まで、「飲みニケーション」という言葉をテレビでよく見かけた気がする。

仕事終わりの飲み会について語られる時によく使われていた言葉だ。

飲みニケーションというのは、お酒を飲みながらコミュニケーションを取ること。

仕事中とは違う雰囲気の中で話をして、お互いを知るきっかけにするという考え方だったと思う。

ただ最近は、この言葉を以前ほど聞かなくなった。

働き方も変わったし、人との付き合い方も少しずつ変わってきたからかもしれない。

実際、お酒が苦手な人もいるし、無理に参加するものではないと思う。

だから昔のような「当たり前の文化」ではなくなったのだろう。

そんなことを考えながら、ふと最近の自分のことを思い返していた。

気心の知れた人との時間

私は時々、気心の知れた同僚と食事へ行くことがある。

特別な話をするわけではない。

仕事のことを話したり、趣味の話をしたり。

たわいもない話で笑っていることも多い。

職場では見えない一面を知ることもあるし、自分のことを話すこともある。

そういう時間を過ごしていると、翌日から少し話しかけやすくなる気がする。

仕事の相談もしやすくなるし、相手の考え方も少しわかるようになる。

もちろん仕事は仕事で進めるものだ。

でも、人との関係の中で進める以上、こうした時間が役立つこともあるのだと思う。

飲みニケーションという言葉は、時代とともに少し印象が変わったのかもしれない。

だけど、人と人が気軽に話をする時間そのものは、今も大切なのではないだろうか。

無理に参加する必要はない。

お酒を飲む必要もない。

ただ、気の合う人とゆっくり話す時間は案外貴重だと思う。

だから最近は、一周回って「こういう時間も悪くないな」と感じている。

仕事だけでは見えない部分を知ることができるし、自分自身も少し肩の力を抜くことができる。

人との距離感は難しいけれど、だからこそ少しずつ関係を育てていく時間も大切なのかもしれない。

そんなことを考えた一日だった。

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