今日は立春。暦の上では春の始まり、と言われても、正直まだまだ寒い。朝、布団から出るのに少し気合いが必要で、外に出れば冷たい空気が頬に当たる。「本当に春?」と、つい思ってしまう。
立春というのは、二十四節気のひとつで、季節の区切りとして春が始まる日。昔の人たちは、こうやって自然の流れを細かく感じ取っていたんだなぁと思う。実際の気温とは少しズレているけれど、「これから春に向かうよ」という合図みたいなものなのかもしれない。
春を待つ、静かな気持ち
寒さの中にも、ほんの少し変化を感じる瞬間がある。夕方の空が、ほんのり明るくなった気がしたり、日差しが少しやわらかく感じたり。それだけで、気持ちが少しだけ軽くなる。
まだコートは手放せないし、朝晩はしっかり冷える。それでも、「春」という言葉を聞くだけで、心のどこかがあったかくなる。早く本当にあったかい春が来ないかな、と考えながら、今日も湯気の立つ飲み物を手にする。
焦らなくていい。寒い冬があるから、春はちゃんと嬉しい。立春は、そんな準備期間のはじまりなのかもしれない。ゆっくり、少しずつ、季節も気持ちも進んでいけばいい。


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