柔らかいお肉と、満たされた心

日記

今日はちょっと特別な日。ずっと頑張ってきた自分へのご褒美に、思い切って叙々苑のランチに行ってきた。お店の前に立つだけで、少し背筋が伸びる。ガラス越しに見える落ち着いた照明と、上品な香ばしい匂いに、すでに心がときめいていた。

席に通されると、テーブルの上にはきれいに並べられた箸とお皿。店員さんの丁寧な声に迎えられながら、「あぁ、来てよかった」と思う。メニューを開くと、ランチとはいえどれもおいしそうで、決めるのに時間がかかった。結局、定番の焼肉ランチを注文。しばらくして運ばれてきたお肉を見た瞬間、思わず小さく声が出た。

「きれい…」

薄くサシの入った肉が、照明の光を受けて少し光っている。網の上に乗せると、じゅうっと音を立てて、すぐに食欲をくすぐる香りが立ち上がった。一枚目を口に入れた瞬間、思わず笑ってしまった。本当に、柔らかい。まるで溶けるような食感で、噛むたびに甘みが広がっていく。

ご飯との相性も抜群で、箸が止まらなかった。途中で冷たいお茶をひと口飲みながら、ふと窓の外を見ると、穏やかな秋の光が街を照らしていた。この静かな時間が、たまらなく贅沢に感じた。

「こんなに頑張ってよかったな」と、心の底から思う。忙しい日々の中で、こうして自分をねぎらう時間を持つことって、本当に大切だなと思った。ただおいしいものを食べるだけなのに、心まで満たされていく感じ。

食後のデザートをいただきながら、ゆっくり深呼吸。ふだんなら「また明日もがんばらなきゃ」と思うところだけど、今日は違った。「今、この瞬間が最高だな」って、ただそれだけを感じていた。

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