ニュースやSNSを見ていると、東京のほうではもう桜が咲き始めているらしい。画面越しに見る桜はきれいで、「ああ、もうそんな季節なんだな」と思う。
でも、ふと外を見ると、いつもの景色はまだ少しだけ冬の名残がある。空気もどこかひんやりしていて、こちらの春は、もう少し先のようだ。
少し遅れてくる春を楽しみに
まだ桜は見ていないけれど、だからこそ楽しみが残っている気がする。いつ咲くんだろう、どんなふうに咲くんだろう。そんなことを考えながら過ごす時間も、なんだかいいものだと思う。
今年は、ゆっくり桜を見られるだろうか。忙しさに流されて、気づいたら終わっていた、なんてこともあるけれど、できれば少し立ち止まって眺めてみたい。
風に揺れる花や、やわらかい春の光の中の景色を、ちゃんと覚えていられるように。少し遅れてやってくる春を、焦らず、静かに待っていたいと思う。


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